横隔膜と分娩☆
こんにちは(^^)/
千葉県で理学療法士として、整体院で保険外診療を行なっているガネコです(o^^o)
ついに長い夏休みが終わります。
こんなに休んでしまうと、学校に行きたくなくなるよなぁ、、と思っちゃいますが、
深いことは考えず、2学期も楽しんで通ってくれたらいいな、と思います(^^)/
私はけっこう物事をネガティブに捉えてしまいがちですが、子どもたちはポジティブシンキングなので、救われることが多いです。いつもありがとう♪
ところで、横隔膜と分娩ですが、分娩の最終相で横隔膜は働きます。
最終相は「晩出」といって赤ちゃんが出てくる状態のことを言います。
晩出する際、腹部全体を取り巻く腹筋群は腹部の周囲全長にわたって締める役目をします。
子宮は強い収縮をし、胎児を最も近くから、最も確実に排出させます。
そして横隔膜は、ピストンのように下降して押す働きをします。
晩出する際この腹筋群と横隔膜の協働により、晩出に効果的な下方への圧力が生み出されます。
晩出するときはこの力を生かすために、息んで!と助産師さんから指示されます。
その時に横隔膜と腹筋は頑張っているんですね。
ただこの息み、息む方向が間違っていたり、息みが強すぎると会陰の、特に靭帯組織や骨盤底筋を損傷するような過剰な圧力が生じることがあります。
この時の損傷が、産後の尿漏れや臓器脱などのトラブルを引き起こすことがあるので、要注意です(*_*)
産後のトラブルについてはまた次回載せていきます☆