横隔膜☆
こんにちは(^^)/
千葉県で理学療法士として、整体院で保険外診療を行っているガネコです(^^♪
朝晩の気温が少しずつ涼しくなってきましたね♪
【横隔膜について】
今回は肋骨に付着している横隔膜についてのお話です。
横隔膜は呼吸の際に収縮と弛緩を繰り返している、不随意筋であり、吸気のためとても重要な筋です。
※プロメテウス 解剖学コアアトラスより引用
横隔膜の起始は
①肋骨部→第7-12肋骨
②腰椎部→内側部:第1-3腰椎隊、椎間板、(右脚・左脚として)前縦靭帯
外側部:内側・外側弓状靭帯
③胸骨部→剣状突起の後面
に分かれており、停止部は腱中心です。
吸気により横隔膜は下方に向かって拡張し、この拡張により肺は空気で満たされます。
呼気では反対に横隔膜は挙上し肺が元の大きさに戻ります。
<吸気> <呼気>
※女性の骨盤 妊娠・出産における身体的変化とエクササイズ 引用
また、横隔膜は呼吸だけではなく、他の多くの機能に関与しています。
(消化、循環、咳、発声など)
さらに、腹部の他の筋と協働して、下記のような下方への排出に関わります。
・排便
・ときには排尿
・分娩の最終相での晩出
分娩の最終相を晩出と言います。この時に、胎児を押し出したい!という欲求が子宮筋に強い収縮をさせます。これを晩出反射と言います。
この晩出反射が横隔膜と深い関係があるのです。。
横隔膜はとてつもなく偉大な筋肉であることは間違いないのです☆
この続きはまた次回載せていきますね(*'▽')